日本の夏は暑くそれに加えて湿度が高いです。 8月に入ると猛暑が続き、体調管理をするのも一苦労です。また、夕方になるとにわか雨が降り湿度がぐっと高くなります。
この様な日本の気候でも育てやすい観葉植物と、 育てるポイントをまとめてみました。 インテリアを変えたいや部屋に緑を置きたい方は
是非こちらの記事を読んで参考にしてください。
夏場でも育てやすい観葉植物5選
日本の夏でも育てやすいおすすめの観葉植物は存在します。今回はおすすめ5選紹介します。
パキラは中南米が原産地の観葉植物。幹は太く緑色で葉の枚数は5~7枚。見た目は人間が手を広げた様な見た目になっています。 パキラは観葉植物の中でも人気が高く種類も約77種類と豊富です。基本的に日当たりの良いところを好みますが、室内(陰になる場所)でも育てやすいです。冬季は1日を通じて5度以下の場所ですとパキラ自身ダメージを受けてしまい枯れる原因になります。気温が低くなる冬は室内で育ててあげましょう。
【パキラの育て方】
パキラの置き場所 ・暖かく日当たりのいい場所 ・日陰に置く際は定期的に日光浴必要 ・強い直射日光は注意
上記でも説明したようにパキラは日当たりの良いところを好みます。なので室内の日陰で育てていく際は定期的に日光浴をさせてあげましょう。そうすることで葉の成長や枝の成長に繋がります。日光浴の目安は3~4時間程度で午前中などの日差しが強くない時間帯がおすすめです。強い直射日光に置いてしまうと葉が焼けてしまいます。なるべく夏のお昼などの時間帯は避けていきましょう。
パキラの水のやり方 パキラの正しい水のやりかた方法です。水やりのポイントは土の乾き具合や温度をこまめに観察しましょう。土の表面全体が乾いている場合はたっぷり水をあげましょう。目安としては鉢の下から水が出てくるまであげてください。その際の注意点としては受け皿に残っている水です。残っている水を捨てずに水やりをしてしまうと、根腐れの原因になってしまいます。水を上げる際は一気に水を上げることで土の中の古い空気を押し出し、新鮮な空気を入れることも可能なので一気に上げる事をおすすめします。
モンステラは熱帯アメリカに分布し、種類は20~30種ほどあります。薄暗いジャングルに生息するため直射日光は嫌います。葉は成長すると、縁から切れ込みが入ったり葉に穴が空いたりして面白い葉の形になってます。
モンステラを育てる際に注意点があります。モンステラの葉を切った際に樹液が出てきます。この樹液には毒性の物質が含まれているため、皮膚や粘膜に付着した場合は流水でよく洗い流してください。ペットやお子様がいるご家庭は舐めてしまわないように注意を払ってください。ただ、過剰に怖がる必要はないので安心してください。
モンステラの置き場所 置き場所に関しては屋外、屋内両方とも置くことが出来ます。 屋外 春~夏は屋外で管理ができます。ただし直射日光は避けてください。刺激が強すぎて、葉焼けを起こしてしまいます。直射日光の避け方は遮光ネット等で出来ます。
屋内 耐陰性があるので屋内で管理できます。モンステラは日光に当たったほうが健康な株になるのでなるべく日光が当たる場所に置きましょう。室内だと言って直射日光はNGですので気を付けましょう。エアコンなど風が直接当たる場所もNGですので気を付けましょう。
モンステラの管理 モンステラは葉が大きく広いのでホコリが積もりやすくなっています。そのため2,3日に一回の掃除をして上げてください。
水やりは気温が高いときは土の表面が乾燥していればたっぷり水を上げましょう。気温が低いときは成長がゆっくりになるのであまり水を必要としません。水やりの回数を減らしていきましょう。目安としては表面の土が乾燥してから2~3日経ってから水をやりましょう。
葉水は乾燥を防ぐのみではなく害虫予防になるため、霧吹きなどで毎日1回は吹きかけてあげましょう。
テーブルヤシは中南米原産の観葉植物です。 テーブルヤシは耐陰性が高く、室内管理用でも徒長しにくい傾向があります。また成長も早くないのでインテリアに適しています。
屋外で育てる際は強い直射日光が苦手です。なので屋外で育てる場合は弱い遮光で風通しがいい場所で管理してあげましょう。 屋内は日当たりと風通しの良い窓辺がおすすめです。 エアコンの風が当たってしまうと枯れる原因にもなるので注意しましょう。また、冬場は特に注意が必要です。 テーブルヤシは寒さに弱いので冬越には注意しましょう。
テーブルヤシの水やり テーブルの成長している間は、土の表面が乾燥した時に鉢底から水が流れ出るぐらいたっぷり水をあげましょう。成長が止まった際は週に1~2回で十分です。 また葉水を定期的にすることで害虫予防も可能です。 葉裏も忘れずにしましょう。
オーガスタは大型になる常葉性の多年草でバナナの葉に似ています。また、葉は長さが60cm以上幅は30cm以上になります。熱帯植物らしいエキゾチックな姿で観葉植物としても人気です。
オーガスタの栽培方法 屋外 春から秋にかけて屋外で管理することが可能です。直射日光当ててしまうと刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまうため、なるべく遮光ネット等を利用して直射日光を避けてください。
屋内 耐陰性があるので屋内でも大丈夫です。ただ、日光が当たったほうが健康な株になるのでなるべく日光が当たる場所で管理していきましょう。 ※直射日光は避けてください。
温度に関しては高温には強いですが、低温には弱いです。5度以下にならない様に気を付けてください。
水やり 気温が寒くなると成長がストップします。季節や気温によって水やりの方法を変えてください。気温が10度以上のときは土が乾燥したらたっぷり水を上げましょう。土の表面が湿っる具合がちょうど良いです。10度以下の場合は成長がゆるくなっています。そのため水をあまり必要としていないので、土の表面が乾燥してから2~3日に1回の水やりで大丈夫です。
サンスベリアはアフリカが原産地の観葉植物です。 乾燥に強くほとんど栽培に手間のかからない観葉植物で初心者におすすめです。サンスベリアは適度な日当たりを好むので、直射日光は避けてください。日当たりのいい場所か明るい日陰で管理するようにしましょう。 栽培の適温温度は20~25度です。
冬は寒さには弱いので屋外での栽培は難しいです。なので秋ごろには室内にとりこみましょう。冬の窓際は少々注意が必要です。日が沈み冷え込んで枯れてしまうので、夜になったら移動させましょう。
水やり方法 土が乾燥したら鉢底から水が漏れるまでたっぷり水をあげましょう。ただし冬の前後は上げすぎてしまうと枯れる事があるので、なるべく頻度を少なくして管理しましょう。
エバーフレッシュはボリビア原産の観葉植物です。 日本では観葉植物の中でも人気の1種です。
エバーフレッシュは夜になると葉を閉じて眠ります。これは夜間に葉から水分を蒸発していくのを防ぐためと言われています。春から夏に小さい花も咲かせます。
栽培方法 耐陰性があって日当たりを好みます。耐陰性がありますが、日照不足ですと枯れる原因にもなります。日当たりの良い窓辺で管理しましょう。
エバーフレッシュは低温にはそこまで強くないです。ベランダ等で育てている方は肌寒くなったぐらいから室内に取り込んで置きましょう。
水やり 春から秋の成長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を上げましょう。気温が低くなってくると成長がゆっくりとなります。そのため水をあまり必要としなくなるので、水やりの回数を減らしていきましょう。土の乾燥が確認出来て2~3日後に水を上げるぐらいで大丈夫です。
まとめ この様に夏におすすめの観葉植物はたくさんあります。 あなたの気に入った観葉植物はありましたか? まずは初めての方は簡単に育てやすい観葉植物から初めていきましょう。 観葉植物はまだまだたくさん種類はあるので、気になった方は是非一度聞いてください。